アジングの釣り方(アクションなど)【初心者必見】
初心者でも、十分釣れます。
それは、アジングがルアー釣りの中でも比較的簡単な釣りだからです。
アジングの釣り方は、次のとおりです。
キャストする際は、ラインを50cmほど出した状態で行います。
このようにすることで、遠心力を利用することができます。
アジが泳いでいそうなポイントにキャストします。
潮通しのよいところや常夜灯の下などがおすすめです。
アジがどこにいるかわからない時は、扇状にキャストしていくとよいです。
夜なら中層から表層を、昼なら底付近を狙います。
ただし、夜でも底付近にいたり、昼でも表層を泳いでいることがあります。
表層から探り、釣れなければ中層、底とどんどん棚を下げていきます。
いきなり底を狙うと、表層にいるアジが付いて行って、群れ全体の棚が下がってしまうためです。
アジは群れて泳いでいるので、アジがいる棚を早く見つけられるかがカギとなります。
常夜灯周辺の狙い方について
光の当たる明るいところを攻めることは間違っていません。
ただ、このようなところには警戒心の少ない小型のアジしかいません。
警戒心の強い大型は、光の境目の暗い部分でエサを狙っています。
そのため、大型を狙いたいのなら、明るいところから暗いところへルアーを通したり、暗いところから明るいところへ通すのがおすすめです。
あるいは、光の境目に沿ってルアーを引いていくのも効果的です。
波止の影も同じです。
光の境目付近を攻めるとよいです。
表層に小アジが群れている場合は?
表層に小アジが群れている場合、当然釣れても小アジばかりです。
良型を狙うには、思い切って中層まで沈めた方がよいです。
そう思っていても、表層付近で小アジが食ってきてしまいます。
では、どうすればよいのでしょうか?
1つは、重めのジグヘッド(2gなど)を使います。
着水後、垂直に近い状態で一気に中層まで沈めます。
あとは、水平スライドでナチュラルに誘うだけです。
もう1つは、表層付近での小アジの当たりは完全に無視して、そのまま沈めます。
大きめのワームを付けるのも効果的です。
フォール中心で食わせます。
いつもうまくいくとは限りませんが、試してみても面白いと思います。
できれば大型のアジが釣りたいですからね。
基本的に、アジはただ巻きで釣れます。
ただ巻きとは、文字どおりリールを一定の速度で巻くことをいいます。
一定の速さで巻くことにより、同じ棚を引いてくるのです。
あまり速く巻きすぎると、ジグヘッドがどんどん浮いてきます。
ただ巻きの後、ちょんちょんと誘ってやると食ってくることがあります。
それほど大きく誘う必要はありません。
穂先を30cmほど上下させる程度で十分です。
誘った後は、穂先をピタッと止めます。
止めている間、仕掛けはフォールします。
フォールとは、仕掛けを落下させる(沈ませる)ことです。
テンションフォールとナチュラルフォールをうまく使い分けるとよいです。
テンションフォールとは、ラインを張った状態で沈めることです。
この時、仕掛けは弧を描いて沈みながら手前に寄ってきます。(カーブフォール)
ナチュラルフォールとは、ラインを張らず緩めずのテンションで沈めることです。
この時、仕掛けはそのままの場所で沈んでいきます。
沈み方がまったく異なるので、当然アジの反応が変わってきます。
どちらにするかは、反応をみながら決めるとよいです。
釣れない時は、キャスト後にカウントダウンしてジグヘッドを沈め、先ほどと異なる棚を引いてきます。
これを繰り返して、どんどん棚を下げていきます。
竿先をちょんちょんと動かした後沈めたり(シェイク&フォール)、巻き上げた後沈めたり(リフト&フォール)、巻いては止め(フォール)を繰り返すなどさまざまなアクションで誘うのも効果的です。
巻くスピードに変化をつけることで食ってくることもあります。
いろいろとやってみるとよいです。
同じ棚を探り続けたい時は、チョンチョンと竿をシャクッた後、ゆっくりと竿先を上げていくとよいです。
竿先を上げずにそのままにしておくと、ジグヘッドの重みでどんどん沈んでいきます。
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アジは、フォールしている時に食ってくることが多いです。
そのため、効果的にフォールを利用した誘い方を取り入れると、よく釣れることがあります。
フォールは重要です。
キャストして、狙っている棚までジグヘッドを沈めていきます。
この時は、テンションフォールを採用するとよいです。
慣れてくれば、ナチュラルフォールに挑戦しましょう。
何と言っても、ナチュラルフォールが最強ですからね。
テンションを緩め過ぎると、当たりを取ることができず、アジが食ってきてもすぐに合わせることができません。
これでは、せっかくのチャンスを逃してしまいます。
それでも食わない時は、フォールの合間にシャクッてやると食ってくることがあります。
ジグヘッドの重さやワームの色などを変えてみるのもよいです。
思い切って、ポイントを変えた方がよいこともあります。
スローフォールをうまく活用する!
潮の流れが緩やかな港内や水深がそれほど深くない場所(5m未満)では、軽いジグヘッドを使うとよいです。
軽いジグヘッドとは、1g未満のものを指します。
もちろん、状況によっては使えないことがあります。
軽いジグヘッドを使うと、ジグヘッドをゆっくり沈めることができます。(スローフォール)
それにより、狙った棚でアジにじっくり見せることができます。
しかも、食わせの間を与えてやることができるので、しっかり食わせることができます。
特に、夜釣りでスローフォールは効果的です。
重いジグヘッドを使うと、フォールするのが速過ぎて、アジは追いつけず、食うのを止めてしまうことが多いです。
これでは、非常にもったいないです。
逆に、潮が速い場所や水深が深い場所では、重めのジグヘッドを使います。
軽いと、ジグヘッドが沈まないためです。
そのため、その状況に合った重さのものを選ばないといけないのです。
軽いジグヘッドを使う場合、軽量ロッドでないと非常に釣りにくいです。
こちらのロッドなら、0.4〜0.7gのジグヘッドを使った繊細な釣りを可能としました。
よりスローなフォールを演出できるジグヘッドとワームです。
当たりには、次の2つがあります。
1つ目は、竿先が曲がってラインが引っ張られるような当たりです。
魚が食ってきたと明らかにわかるような当たりです。
釣り初心者にも非常にわかりやすいです。
2つ目は、ラインにかかっていたテンションが緩むような当たりです。
ピンと張っていたラインが、一瞬よれた状態になります。
これが、抜け当たりと言われるものです。
抜け当たりをきちんと捉えることができるかが重要です。
この当たりに気づかないと、大きな釣果アップが図れないことが多いです。
しっかりと見極められるようになっておきましょう。
それぞれの当たりがあれば、即合わせします。
ロッドを立てるだけでフッキングします。
あるいは、巻き合わせでよいです。
“アジの口は非常に柔らくて弱いので、強く合わせると口切れを起こす”という話をよく聞きます。
このことは間違いではありませんが、いつも必ずそうとは言えません。
アジは、エサを吸い込んで食べます。
ただ、違和感を抱けばすぐに吐き出してしまいます。
そのため、吸い込んだタイミングで合わせを入れないと、硬い上顎にフッキングさせられません。
遅れてしまうと、柔らかい唇に掛かってしまって、口切れが起こりやすくなってしまうのです。
吸い込んだタイミングで合わせを入れられるのであれば、少々強く合わせても問題ありません。
リールを巻く際にも、無理は禁物です。
ポンピングしたり、強引には巻かないでください。
小型のアジならそのまま引き抜いても問題ありませんが、良型のアジなら網ですくいましょう。
デイアジングで有効なアクションとは?
デイアジングには、速いアクションが効果的です。
だからと言って、ダート系のジグヘッドで横のアクションばかり入れるのも問題があります。
それは、縦のアクションが有効な場合があるためです。
縦と横のアクションを使い分けることが重要です。
縦のアクション
アジの活性が低い時に威力を発揮します。
上下の誘いで食わせます。
高速で巻いた後、ピタッと止めてフォールで誘います。
こうすることで、アジのスイッチを強引に入れることができます。
丸型のジグヘッドを使うとよいです。
横のアクション
アジの活性が高い時に威力を発揮します。
左右の誘いで食わせます。
活性が高い時は、ダートでの反応がよいです。
三角型のジグヘッドを使うとよいです。
状況に応じて、縦と横のアクションで誘いを入れます。
いろいろと試してみましょう!
当たりがあっても針がかりしない場合は?
当たりがあっても、針がかりしない場合はどうしますか?
よく言われるのは、“針を小さくした方がよい”ということです。
しかし、どのような場合でも、これが正しいとは言えません。
それは、針を大きくした方がよい場合もあるためです。
針の大きさは、次のように交換した方がよいです。
当たりがあった時、針がアジの口の中に全部入っていないのは、アジにあまり食う気がないためです。
食う気がない時は、針を小さくして吸い込みをよくした方がよいです。
当たりがあった時、針がアジの口の中に一瞬入っているが、吐き出されてしまうことがあります。
このような場合、アジには食う気があるので、針がかりしやすいようにひと回り大きな針にした方がよいです。
状況に応じて、針の大きさを選びます。
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